2022年1月

行動診療科
猫の行動特性

猫は、群れることを嫌い、単独行動を好みます。1万年前に祖先から枝分かれした後も、その行動特性は変わらなかったようです。 自分の身を自分で守り、ひとりで食料を獲得するので、外敵に襲われにくくて獲物を見つけやすい高い場所に隠 […]

続きを読む
行動診療科
アルファシンドローム

北極圏に位置するクイーン・エリザベス諸島は、あまりにも僻地なため、そこに棲息するホッキョクオオカミは、他の大陸のオオカミと比較して、人間から迫害を受けてこなかった歴史があります。そのため、彼らは人間を恐れることがなく、自 […]

続きを読む
行動診療科
ヘテロクロニー

動物が成長していくとき、骨や筋肉、内臓などの発達は、普通は一斉に始まって、一定の速度で進行して、そろって完了するという、決まったタイミングとスケジュールがあるように思えるのですが、そこに人間が絡むと実はそうでもないようで […]

続きを読む
行動診療科
家畜化症候群

イヌ科に属するアカギツネの中に、毛色が変異したギンギツネという種類がいるそうです。このギンギツネを用いた、気質と形態に関する研究があります。人間が近づいても怖がったり攻撃したりしないでいられる、そんな比較的従順性が高いと […]

続きを読む
行動診療科
犬はルーティーンを好む

このコロナ禍で、動物たちの生活や精神状態にも多大な影響が現れています。ステイホームやテレワークで、自宅で過ごす時間が長くなった飼い主さんは多いと思います。それまでの生活とは大きく変わってしまいましたが、その分ペットとのコ […]

続きを読む
脳神経内科
脳脊髄液循環の新説

脳と脊髄はひと続きの構造で、しっぽの方まで脊髄をたどって行くと先細りになり、その表面を覆っている膜が最終的に糸のようになっていて、しっぽの骨に繋がれています。その全周は液体で囲まれており、岩場に根を張った海草のように、水 […]

続きを読む
脳神経内科
犬の頭痛

犬の頭痛について、2013年に発表された論文です。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24033420 コッカ―スパニエル(5歳、雌)に起きた出来事です。症状は次の通り。不安な様子。 […]

続きを読む
脳神経内科
キャバリアの脳脊髄

犬の体格の多様性は、体高や体長のみならず、頭の形にも現れています。 キャバリアの場合は、後頭部に発育不全が生じることが多く、脳のサイズに対して後頭部の骨が小さくなっています。そうすると、脳は逃げ場を求めて脊髄の方に食い込 […]

続きを読む
脳神経内科
「てんかん発作」とは

てんかんとは、簡潔に言えば、『いろいろな原因で“てんかん発作”を繰り返す慢性の脳の病気』ということになります。 では、“てんかん発作”とは何か。その前に、そもそも「発作」という用語はどういう意味でしょうか?国際獣医てんか […]

続きを読む
脳神経内科
犬の「てんかん」

国際獣医てんかん特別委員会(IVETF)という組織があり、その組織が、犬の「てんかん」の定義、分類、用語に関する論文を2015年に発表しました。そこに記載されている「てんかん」とは、以下のように定義されています。 『てん […]

続きを読む