その ”発作” 、てんかんとは限らない。犬のジスキネジアという不思議な症状。
ジスキネジアは、「発作性」という用語が頭に付けられて「発作性ジスキネジア」と呼ばれることが多いが、てんかんとも行動の問題とも異なり、主に手や足、ときに頭が勝手に動く運動異常症の一つで、特に毛色がレッドやアプリコットのトイ […]
犬の ”ふるえ” を診る。特発性全身性振戦症候群をめぐる現場の判断。
疑いようのない明らかな ”けいれん” でなければ、若い小型犬が全身を小刻みに震わせているとき、特発性全身性振戦症候群を疑うことが多い。これは、かつてホワイトシェイカーシンドロームなどと呼ばれ、小脳を中心とした髄膜脳炎様の […]
ただの興奮じゃない! 猫には「走り出す発作」がある。
猫の両目の瞳孔が、突然、全開になる。意識は覚醒の向こう側まで跳び越えて、別次元の領域に達したかのようだ。エネルギーはみなぎり、そばで見ているだけでも、その高ぶりが伝わってくる。自分自身を制御することもできず、体が勝手に動 […]
犬の「口がガクガク」「歯がカチカチ」これって、てんかん? ― ミオクロニー発作、てんかん、発作性ジスキネジアをどう見分けるか。
犬の飼い主から、「口がガクガク震える」、「歯をカチカチ鳴らす」という相談を受けることがある。「てんかんなのではないか?」と心配になることもあるだろう。見た目だけではその原因を決めることはできなくて、犬ではミオクロニー発作 […]
若い犬が夜に鳴くのはなぜか? 「睡眠」と「行動」から考える。
犬の夜鳴きと言えば認知症がまっ先に思い浮かぶが、若い犬となると想定する原因はまったく異なる。高齢な犬では体の痛み、胃腸疾患、内分泌疾患、感覚機能の低下などが加わるため夜間の覚醒が増えるが、若齢では行動学的要因を先に考える […]
ミオクロニー発作は全身のけいれんを起こす? ビクビクする高齢な犬の行く末やいかに。
光を見たときにビクビクする。目の前に手をかざすと、体がビクッとする。このように、視覚などの刺激をきっかけに、電撃が走ったかのように筋肉が瞬間的にビクビクと収縮する発作をミオクロニー発作と呼ぶ。一瞬で終わることが多いとはい […]
若いポメラニアンの焦点性発作は真実か⁉ ― ジスキネジアと強化された行動の可能性を同時に考える。
ポメラニアンのてんかんでは、「焦点性発作」が意外に多い。てんかんを持つポメラニアンのうち、8割程度で焦点性発作が認められたとされる報告がある。これは他の犬種とは一線を画して、とても特徴的な知見である。 さらに、そのほとん […]
前だけを向いて進み続ける猫。食欲不振は、前脳障害という重大な神経病のサインだった。
診察台を挟んで飼い主がスマホを差し出す。少し立ち位置を変えて画面をのぞき込んで見る。動画の中にはゆっくりと歩く猫。でも、どこか様子がおかしい。ずんずんと前進する。揺るぎない意志を持つかのように。壁にぶつかっても後ずさりせ […]
動物病院に来ると発作を起こす犬。特定の刺激で起こる「反射性発作」とは。
緊張だけで発作を起こすことがある。普段の生活で変わった様子はない。とにかく不安なこと、怖いこと、そういった強いストレスがかかったときに発作が起きる。このように、決まった刺激や決まったシチュエーションで起きる発作を反射性発 […]
子犬がしっぽを気にする。獣医師はどう考える?神経行動診療の診断プロセス。
子犬がしっぽを気にする。チラチラと後ろを振り返る。しっぽを触ると濡れていて、きっとなめているのだろうとわかる。傷があるとかはないので、咬んではいないようだ。しっぽもそうなのだが腰のあたりを触ると振り返る。何か気になる感覚 […]










