行動の話
若い犬の尾追い行動。早めに気づいて、飼い主の関わり方を適切に変えることが、将来の問題行動を防ぐことに役立つ。新着!!

5ヶ月齢の小型犬MIXが健診で来院した。ひとしきり診察をして、その終わり際に、飼い主からちょっとした相談を受けた。ぐるぐるとしっぽを追いかけることがあって、それがなぜなのか、ということだった。尾追い行動だ。尾追い行動は、 […]

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神経の話
首がピクピク、頚部痛。薬で軽快しても、X線検査でわかることは少ないので、疾患が潜んでいる可能性を飼い主に伝える。新着!!

6歳の小型犬MIXは、首のあたりがピクピクするということで来院した。動画を見せてもらったら、確かにその通りだった。動画の中で、犬自体は静かに佇んでいるのだが、首の左側の皮膚だけがピクッピクッとリズミカルに動いていた。ミオ […]

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行動の話
常同行動には、薬物療法が絶対的に必要。ダックスの体の傷は、心の傷になってしまった。

去勢手術の後から患部をしきりに気にするようになってしまった2歳のダックスは、元々吠えることが多かった。窓から見える鳥、インターホンの音、来客。これらがスイッチとなっていた。周りの音をかき消すほどの声量と、部屋中に響き渡る […]

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神経の話
脳幹の病変は油断できない。生命にいつ危機が迫ってもおかしくないことを、しっかりと伝えつつ、少しでも緩和できるように薬を使っていく。

脳をブロッコリーに例える。ブロッコリーの頭の部分は、つぼみなのだそうだが、その濃い緑色のつぼみから、薄緑色の茎がつながっている。つぼみを大脳、茎を脊髄とすると、つぼみに接する茎の部分は脳幹である。脳幹は、視覚、聴覚、呼吸 […]

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行動の話
前に進みたいけど、進めない。散歩中の犬の葛藤。犬とすれ違うとき、どう対処すればよいか。

犬の散歩中、遠くから同じように、犬の散歩をしている人がこちらに向かってくる。このままだと、至近距離ですれ違うはずだ。こっちの犬の耳が前に向く。前方に注目しているのがわかる。目の色が変わった。あっちの犬の存在に気づいたのだ […]

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神経の話
見た目は皮膚病だったのだが、どうも違う気がする。皮膚に何かを感じているようだった。神経の痛みを和らげる薬で落ち着いた。

自分の背中や腰のあたりの皮膚を激しく咬む12歳の猫。患部の皮膚は、ベロリとめくれていた。ノミがいたので、ノミの駆除をしたが、それでも症状は治まらなかった。細菌性の皮膚炎の可能性に対して抗生物質を投与しても、変わらなかった […]

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行動の話
家庭に子どもが増えたとき、犬の心身に起こる変化。新たな秩序に慣れるまで、待つ心構えが必要だ。

家庭に人間の子どもが新たに生まれて加わることは、犬にとってはおおきな環境変化だ。今までいなかった別の生き物が、突然家の中にいる。元々不安感が強く、怖がりな性格の犬であれば、この変化にすぐにはついていけないことが多い。 し […]

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神経の話
抗てんかん薬の始め時を迷うことがある。そんなときは、点鼻薬を常備してもらえれば、飼い主も獣医師も安心できる。

てんかんに対して、投薬を勧めるかどうか迷うのは、こんなときだ。中年齢の犬。今まで、1年に1回程度の発作が起きていた。それが、先月発作を起こし、そして、昨日から今朝まで落ち着かない様子で、小刻みに震えて、歩き回る。この行動 […]

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行動の話
不安を抑えたり、睡眠に入りやすくしたり、薬の効果は、その日、そのとき、その犬や猫によって様々なので、微調整が肝になる。

16歳の柴犬は、右側にぐるぐる回る。そのうち、尻もちをついて、それでも右を向こうとするので、起き上がれない。そこでイライラして、泣き叫ぶ。そんなことを、家でも繰り返すらしい。鳴り響く悲鳴に飼い主は、辟易としていた。 眼を […]

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神経の話
顔面のミオクローヌスは、てんかんを連想させる。ハエ咬み行動をする柴犬が抱えるのは、行動学的問題か脳疾患か。

3歳のころから、空中に向かってパクパク何かを咬む動きをするオスの柴犬は、4年経っても、まだそれをときどきするらしい。興奮したときに、その行動が多いとのこと。ずっとケージの中に入っていて、出てきたときもそうで、我慢していた […]

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