2024年4月

神経の話
1剤ではコントロールができなかった特発性てんかんの犬。2剤、3剤と微調整を重ねて、1年かけて安定させた。新着!!

診察台に四つ足で立ったまま、ボーっとしている。ハチの広い、短毛でフォーンのチワワは、少しだけユラ~っとして、今にも眠ってしまいそうだ。触診していれば、その刺激で目は開くが、手を離して飼い主と話していると、いつの間にか目を […]

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行動の話
2ヶ月で5割減、8ヶ月で9割減。トイ・プードルの尾追い行動は、診療開始からじわじわと改善していった。

3歳を迎えたトイ・プードルは、診療開始から8ヶ月で、問題行動がほぼなくなった。幼齢期のころから自分の尾を気にする仕草があり、そして、クルッと回る、尾追い行動が見られていた。そのうち、不快なときや葛藤を感じたときに、特にそ […]

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神経の話
この嘔吐は、てんかんの症状だろうか? 嘔吐とてんかんの関連について、このように考えた。

16歳のトイ・プードルが、てんかんの診療に来院した。その症状は、“ 嘔吐 ” だという。瞬間的に、飼い主の思慮深さを感じた。” 嘔吐” と "てんかん" を結びつけるには、一般的には乖離がある。この乖離が埋まる経験をして […]

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