「てんかん」が定義されている動物は、犬だけ。

国際獣医てんかん特別委員会(IVETF)という組織があり、その組織が、犬の「てんかん」の定義、分類、用語に関する論文を2015年に発表している。そこに記載されている「てんかん」とは、以下のように定義されている。

『てんかんは、てんかん発作を起こす恒久的な素因によって特徴づけられる脳疾患と定義される。この定義は、たいてい24時間以上あけて少なくとも2回の非誘発性てんかん発作が認められた場合、適用される。』

言い換えると、「てんかん」とは、『いろいろな原因で、てんかん発作を繰り返す慢性の脳の病気』ということになる。

「てんかん」は、“脳の慢性疾患”ということだ。一般的には、“全身のけいれん”を症状としては思い浮かべることが多いが、「てんかん」には、その他にも様々な症状がある。それはまた別の機会に紹介することにする。