2024年2月
若い犬の尾追い行動。早めに気づいて、飼い主の関わり方を適切に変えることが、将来の問題行動を防ぐことに役立つ。
2024年2月24日
5ヶ月齢の小型犬MIXが健診で来院した。ひとしきり診察をして、その終わり際に、飼い主からちょっとした相談を受けた。ぐるぐるとしっぽを追いかけることがあって、それがなぜなのか、ということだった。尾追い行動だ。尾追い行動は、 […]
首がピクピク、頚部痛。薬で軽快しても、X線検査でわかることは少ないので、疾患が潜んでいる可能性を飼い主に伝える。
2024年2月19日
6歳の小型犬MIXは、首のあたりがピクピクするということで来院した。動画を見せてもらったら、確かにその通りだった。動画の中で、犬自体は静かに佇んでいるのだが、首の左側の皮膚だけがピクッピクッとリズミカルに動いていた。ミオ […]
常同行動には、薬物療法が絶対的に必要。ダックスの体の傷は、心の傷になってしまった。
2024年2月15日
去勢手術の後から患部をしきりに気にするようになってしまった2歳のダックスは、元々吠えることが多かった。窓から見える鳥、インターホンの音、来客。これらがスイッチとなっていた。周りの音をかき消すほどの声量と、部屋中に響き渡る […]
脳幹の病変は油断できない。生命にいつ危機が迫ってもおかしくないことを、しっかりと伝えつつ、少しでも緩和できるように薬を使っていく。
2024年2月7日
脳をブロッコリーに例える。ブロッコリーの頭の部分は、つぼみなのだそうだが、その濃い緑色のつぼみから、薄緑色の茎がつながっている。つぼみを大脳、茎を脊髄とすると、つぼみに接する茎の部分は脳幹である。脳幹は、視覚、聴覚、呼吸 […]