犬が初めて発作を起こしたときに、心に留めておいてほしいこと。

一緒に暮らす犬が、発作を起こしたら、きっと動転する。どうしていいかわからないはずだ。しかし、発作は、必ずといっていいほど、そのうち止まる。まずは、落ち着くこと。そして、発作の様子を動画に撮る。都合がついたら、それをかかりつけ医に見せる。

次に心配なのは、今後どうなっていくかということだろう。心に留めておいてほしいことは、こんなこと。

  • その発作がてんかんである場合には、再度起こる可能性が高い。
  • 次の発作は、いつ起こるか予測できない。今日かもしれないし、数ヶ月後かもしれないし、数年後かもしれない。
  • 繰り返す頻度によっては、薬が必要になる。
  • 今後、発作以外の神経症状が認められた場合には、MRI検査や脳脊髄液検査をした方がいい。
  • 発作が長時間になる場合には、その場で投薬して、発作を止めなければならない。

予測される未来を知って、見通しを持っておくことがとても大切。心の準備と薬の準備をしっかりと。