子猫のけいれん‐1‐

仔猫がけいれんを起こすというとき、遺伝性、先天性、感染症といった原因を思い浮かべる。

猫のてんかんの診断は、国際標準の犬のてんかん診断の基準に基本的には則るものとされており、それに従った検査で異常が検出されない場合、脳の何かしらの異常を疑う。少なくとも血液検査で異常がなければ、代謝性疾患は除外できる。まずは、猫で第一選択とされる抗けいれん薬を開始して、けいれんの発生頻度が減るかどうかを観察する。同時に、発作が起きた時に使用する、頓用の点鼻薬も処方する。

これで発作の頻度は変わらなくても興奮する様子が減るのであれば、少し効果はあると評価する。第一選択薬が安定して効果を発揮するまでに時間がかかりそうだというときは、効果発揮までのつなぎとして、別の抗けいれん薬を併用することもある。

つづく。