ふらつく高齢犬。目の奥に潜む前庭の不調。新着!!
ブルブルブルッと頭を振ると、よろよろと千鳥足になる。倒れそうになるところを、あわてて手で支える。昨日よりは眼球の横揺れが少し落ち着いているようで、ほんの少しホッとする。回復に向かっている兆しが見えると、飼い主としても、診 […]
ぐるぐるぐる、、、また始まった、、、。尾追い行動と薬の関係を知る。
尾追い行動などの「常同障害」を持つ犬に対して、薬を使用することで劇的に症状が改善することがある。その様子を見て、「そろそろ薬をやめられるのでは」と考える飼い主も少なくない。 しかし実際には、一度症状が落ち着いたとしても、 […]
てんかんで投薬中の猫の肝酵素が上昇したらどうする?
てんかんの投薬を受けている猫の肝臓の数値が高い。 こんなとき、抗てんかん薬の副作用を原因として真っ先に考えてしまいがちだ。ところが、猫のてんかんで第一選択薬として使う薬は、肝障害を起こしにくいと言われている。この点は犬と […]
分離不安・恐怖症・攻撃行動・常同障害。犬の精神的問題に抗うつ薬を使う理由。
常同障害や統合失調症を発症している人の脳は、その一部が過剰に興奮してアイドリング状態となっていることがわかっている。つまり、一度火がついたエンジンが止まらないのである。脳の細胞に発生した電気が、細胞から細胞へと延々と伝わ […]
成犬以降で発症して高齢になって悪化する。この進行性タイプのミオクロニー発作を放置せずに早く対処する。
ミオクロニー発作で使われる抗てんかん薬は、それ以外の全般発作や焦点性発作で第一選択薬として使われる抗てんかん薬とは種類が異なる。その薬は、個人的には特にミオクロニー発作に効果が見込める感覚を持っており、処方された犬たちは […]
「やさしさ」が不安を育てる? ― 真の意味で犬の気持ちに寄り添うために。
雷が鳴ったときに愛犬が震えていたら、つい「大丈夫だよ、怖くないよ」と声をかけて抱きしめたくなるのが飼い主の気持ちだろう。怖い思いをしている犬をなだめる。そうするのはよくわかる。 実はその関わり方は、「怖がる理由がある」、 […]
もしかして発作?―焦点性発作は見た目ではわかりにくい。そして、見逃されやすい。
てんかんと聞くと、多くの人が「突然倒れて、全身がけいれんする」ような激しい発作を思い浮かべるかもしれない。しかし、実はもっと目立たずに見逃されがちな“発作”がある。それが「焦点性発作」だ。焦点性発作は、脳の一部分だけが一 […]
ふだんの関わり方を見直そう。猫の問題行動と飼い主のパーソナリティとの関連性。
「うちの猫、噛んだり引っかいたりするんです…」、「トイレを失敗して困っています」。よく聞かれる猫の問題行動だ。実はこうした行動の背景には、猫自身の気質だけでなく、飼い主のパーソナリティも関係していることが最近の研究で少し […]
猫に見られる典型的なてんかん発作。神経過敏になった後、走り出し、倒れて全身の激しいけいれんを起こす。正しい薬の使い方で緩和する。
野良猫が幼齢期に保護されて、その後けいれんを起こすようになることはときどきある。何度も繰り返している場合は、てんかんだろう。つまり、慢性の脳疾患ということになる。猫のてんかんの定義や分類は犬と一緒なのだが、細かいところを […]
犬に原因を求めるのではなく、まずは自分を見つめよう。犬の問題行動と飼い主のパーソナリティとの関連性。
犬の行動はしつけや環境だけでなく、飼い主の性格や態度にも大きく影響を受けることが多くの研究で示されている。特に、犬の問題行動(吠え、攻撃性、分離不安など)は、飼い主の性格や接し方によって増減することがわかっている。ここで […]