行動の話

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うちの子の“ビビり”は悪くない。不安を抱えて生まれてきた本当の意味を知る。新着!!

オオカミにどのようなイメージをお持ちだろうか。いたって友好的だという印象を持つ人はまずいないだろう。むしろ逆だ。敵対的である。警戒心が強く、人間が姿を見せれば逃げ、近づけば威嚇し、一線を超えようとすれば攻撃してくるはずだ […]

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犬のハエ咬み行動をめぐる誤解と真実 ― その行動、ホントに ”てんかん” なの? ―

犬のハエ咬み行動はとても認知が広がっている。個人的にはそんな肌感覚がある。情報収集をしっかりしている飼い主が増えたことは、その要因の一つだろう。しかし、この行動は、ほとんど直感的にと言っていいほど、ある疾患と結び付けられ […]

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老化の仕組みと認知症への寄り添い方―ゆっくりと老いてゆく彼らに今日も変わらない優しさを。

ちょっとした傷の治りが悪くなる。疲れが回復しにくくなる。かつてできていたことができなくなる。高齢になるにつれて、体を構成する物質の原子や分子の収支はマイナスに傾きがちになり、一定を保てなくなる。こうして“生きている”とい […]

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子犬がトイレをガジガジするのはしつけの失敗じゃない!実はトレーニングを始める大チャンス!!

子犬がトイレを破壊する。床置きのトレータイプのトイレはプラスチックでできている。それをかじったり、その網目にはさみ込んであるペットシーツをかじって出したり、こういった行動は、飼い主にとってはトイレがうまくできていないと受 […]

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雷の日、犬のためにできること。雷恐怖症の犬への正しい向き合い方。

頭上に暗雲が立ち込め、遠方からゴロゴロと重低音が鳴り響く。時折ピカッと一瞬のきらめきが走る。家の中の犬はとたんに落ち着きを失う。うろうろして怯える。雷恐怖症の犬は少なくない。そして、理屈がわからないので、永遠に慣れること […]

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正解はこれ! 愛情が伝わる “ ごほうび ” の与え方。

「帰ったらごほうびあげるね。」 診察中、一緒にいる飼い主がかたわらでペットに声をかける。特に、採血や注射をしているときなどに多い。可愛がられていることがよくわかる。応援の言葉をかけているのだが、ペットはそれどころではない […]

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ぐるぐるぐる、、、また始まった、、、。尾追い行動と薬の関係を知る。

尾追い行動などの「常同障害」を持つ犬に対して、薬を使用することで劇的に症状が改善することがある。その様子を見て、「そろそろ薬をやめられるのでは」と考える飼い主も少なくない。 しかし実際には、一度症状が落ち着いたとしても、 […]

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分離不安・恐怖症・攻撃行動・常同障害。犬の精神的問題に抗うつ薬を使う理由。

常同障害や統合失調症を発症している人の脳は、その一部が過剰に興奮してアイドリング状態となっていることがわかっている。つまり、一度火がついたエンジンが止まらないのである。脳の細胞に発生した電気が、細胞から細胞へと延々と伝わ […]

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「やさしさ」が不安を育てる? ― 真の意味で犬の気持ちに寄り添うために。

雷が鳴ったときに愛犬が震えていたら、つい「大丈夫だよ、怖くないよ」と声をかけて抱きしめたくなるのが飼い主の気持ちだろう。怖い思いをしている犬をなだめる。そうするのはよくわかる。 実はその関わり方は、「怖がる理由がある」、 […]

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ふだんの関わり方を見直そう。猫の問題行動と飼い主のパーソナリティとの関連性。

「うちの猫、噛んだり引っかいたりするんです…」、「トイレを失敗して困っています」。よく聞かれる猫の問題行動だ。実はこうした行動の背景には、猫自身の気質だけでなく、飼い主のパーソナリティも関係していることが最近の研究で少し […]

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