高齢犬の夜鳴き。認知症ではなく運動が少なくてエネルギーがあり余っているからということもある。

高齢な犬が夜に鳴くというと認知症をまっさきに考えるが、そうとも限らないこともある。認知症が疑わしいのかどうかは専用の評価表に沿って見極めるが、診察時の様子を見ただけでもわかることがある。

落ち着いた様子で周りをキョロキョロしていれば状況を認識できているだろうし、認知症に特有な姿勢や歩き方、視線、反応がなければひとまず保留でいいだろう。活発なのか、刺激に敏感なのか、エネルギーがあふれているのかは判断がつく。

そういう犬と散歩をしてみると肌で実感できる。とにかくよく歩くとか、道草をくんくんかぎながら散策するとか、足取りが軽いとか。リードを持っているのが誰かなんて気にもしていない様子があれば、楽しんでいる証拠だ。

犬が夜になると吠えるというのは、結局、運動が不足していたりエネルギーの発散が不十分であったりすることもある。日頃からただただ元気で、遊びたいし動きたいという衝動が漏れ出ているはずなので、散歩に行けているか関われているかに気を配ってあげてほしい。