パニックになった猫をきっかけとして、別の猫との関係性が悪化。文脈に沿った正当な方法をいくつか重ねることで改善を目指す。

猫が複数頭で生活する。その中で関係性がこじれることがある。例えば、何かをきっかけとして1頭がパニックを起こす。それを目撃した別の1頭が驚いて怒り出す。そこから2頭の激しい喧嘩が始まる。沈静化したとしても不安や恐怖、葛藤といった、そのとき沸き上がった感情が2頭の中に火種となる。

2頭の距離が近づけば一触即発なのだが、温度差はあるので対応はまちまちだ。出会い頭で軽くジャブを繰り出し牽制するとか、いきなり取っ組み合いとか。そんなにトラウマになるほどではなかった場合は、くっついたりグルーミングしたりして、積極的に関わろうともする。迫られる方は嫌な記憶がよみがえるだろうが。

パニックになったときの状況が猫の頭の中に紐づくこともある。当時の光景がフラッシュバックして攻撃が始まり、喧嘩に発展する。とにかくきっかけになったと思われる出来事やシチュエーション、物を避ける。

2頭が接触したとき、攻撃が始まりそうな瞬間を見極めて気をそらす。ストレス緩和効果のあるフェロモン製剤を部屋の中に充満させる。抗不安薬を服用する。いくつか対策を重ねて猫の心をほぐす。