犬の食べムラにどう対応するか。気にかけすぎることが逆効果になる犬もいる。毅然とした関わり方を身につけよう。

自宅ではフードをなかなか食べないとか、食べムラがあるとか、犬の食べ具合とか食べ方とかで飼い主は悩むことがある。

フードをあげてもすぐに食べず、しばらくして見に行っても食器の中にはほとんどそのまま残っている。フードが散らばっていることもある。犬が鼻で食器の中からはじき飛ばすのだろう。気に入らないという感情表現だ。ところが、あるとき食器が空になっている。すぐに食べるようになったようだった。

結局、放っておかざるを得ない状況になれば仕方なく食べるのだ。吠えて訴えたところで何も起きなければ諦める。気にし過ぎな飼い主が多いのだ。放っておけば、病気でない限りそのうち食べる。味が気に食わないとか、食べる気にならないとか、犬には犬の事情があるのだろうが、そこで例えば飼い主が何かをトッピングする、といったことをすると、「食べずにいると別のものをくれる」と犬に思わせることになる。

そうすると、毎日はもはやその繰り返しだ。飼い主は犬に食べさせているつもりだが、「トッピングしたら食べるよ。」というように逆に犬にしつけられてしまっている。本当は、毅然とした関わりのできない飼い主に逆に悩まされていたのかもしれない。過剰に気にかけないことも大事なのだ。