ガクガクガクッ。電撃的な体のビクつきは、ミオクロニー発作を疑え!
腰を抜かす、プルプル震える、グルグル回ってバランスを崩してへたり込む。これだけでは原因が何かはなんとも言えないが、これが、ガクガクガクっと体が小刻みに上下に揺れて尻もちをつく、という表現になれば、ピンと来る。さらに、光を見たり目の前で何か物が動いたりすると症状が現れるといったときは、ミオクロニー発作を第一に疑う。
ミオクロニー発作とは、電気が走ったかのように筋肉が収縮を短く繰り返す形で現れるてんかん発作である。突然始まって短時間で終わる。なので、ほとんどは見逃されがちだし、見過ごされがちだ。ちょっとしたことのように見えるので、その意味を考えもしないし、頻度が増えなければ、気にも留めないことが多いはずだ。
この発作は、全般発作である。つまり、脳の一部ではなく、脳全体に異常な興奮が広がっている。絶対に止めてあげないといけないのだ。放っておけば取り返しのつかないことになる。抗てんかん薬を始めれば、許容範囲内にまで症状を減らすことができる。この一瞬の症状を、発作の可能性も含めて考えられるかどうか、そこにかかっている。