ペットのことで、こんなお悩みありませんか?

  • 吠える
  • うなる
  • 咬む
  • 認知症
  • ハエ咬み行動(フライバイティング)
  • 尾追い行動(テイルチェイシング)

  • 怒る
  • 鳴く
  • 引っかく
  • 咬む
  • 家具に爪とぎ
  • トイレの失敗

当院は、飼い主様と一緒に犬や猫の問題行動の改善に取り組んでいます

カウンセリングでじっくりお話しをお聞きし、なぜそのような行動をとるのか、動物行動学の観点から要因を分析します。その上で、それぞれのご家庭のご事情に配慮した、無理なく取り組める対策を提案し、その様子を見守りながら進めていきます。必要に応じて、トレーナーさんのご紹介もしています。

ペットの行動でお悩みがあればお気軽にご相談ください。
ペットとより良い関係をつくるために、一緒に取り組みましょう。

まずは初回カウンセリングでご相談ください

初回カウンセリング
(次回までの電話やメール、DMなどによるフォローアップを含む)
診察料+7,200円+税
再診カウンセリング
(次回までの電話やメール、DMなどによるフォローアップを含む)
診察料+3,600円+税
検査や内服が必要な場合別途費用が追加となります

遠方にお住まいの方や、まずは話だけ聞きたいといった方には、オンライン相談(3,300円/30分)もご利用いただけます。

対象となる犬猫

行動診療とは

当院の行動診療は、基本として、犬については、おおむね10㎏までの小型犬を対象としています。

日本犬や、オオカミに近い容姿の雑種犬、また、ベンガルなどの野生の猫種に近縁な猫は、品種の特性上、当院では期待する効果を得られないかもしれません。ご理解いただいた上で、受診をご検討ください。

他に原因がある場合は

問題行動の中には、行動学的な問題ではなく、てんかんといった脳神経疾患による症状であることもあります。行動診療を進める中で、脳神経の病気の可能性が考えられる場合は「ふるえ・てんかん外来」で、その他の疾患の可能性が考えられる場合は「一般診療」での対応に切り換えます。飼い主さまと相談しながら進めていきますので、ご不安なことがあれば、遠慮なくお申し付けください。

行動診療
行動診療
行動診療

当院の取り組み・獣医師のメッセージ

当院の取り組み・獣医師のメッセージ

問題行動におけるホームドクターの役割は、早期発見、仮診断、初期対応に尽きます。とにかくすぐに取り組める対策を提案し、早めに手を打つ。そうすることで、放置しない、悪化をさせない、飼い主さまの支えになる。これが最優先事項です。当院が取り組む行動診療は、主に、この初期対応です。具体的には、刺激を避け、罰を与えず、ストレスを減らし、身の安全を確保する。この4つです。状況に慣れさせたり、学習させたりするといった、積極的に手を加えるトレーニングというより、言ってみれば、引き算の対策です。ここに、より効果的に初期対応を進めるために、薬物療法を加えることもあります。早くなんとかしたい!とお悩みでしたら、すぐにご相談ください。

ドクターズファイルに掲載された院長インタビュー(外部リンク)
ドクターズファイルに掲載された病院情報(外部リンク)

診療の流れ

ご予約

お電話でご予約をお願いいたします。最初にご相談だけされたい方は、オンライン相談もご利用いただけます。

ご予約
STEP
1

準備

動物の行動を言葉で表現することはとても難しいと思いますので、可能な範囲でデジタルカメラやスマートフォンなどで動画を撮影しておいてください。

STEP
2

初回カウンセリング(1~1.5時間)

カウンセリング当日は、ペットと一緒にご来院ください。問題行動の詳細や生活環境について、お話しを伺います。投薬が必要になることもありますので、かかりつけ病院さまで受けられた血液検査の結果表をご持参ください。

初回カウンセリング
STEP
3

対策の提案

カウンセリング結果をもとに、暫定的に診断し、それぞれの動物の性格や飼い主様のライフスタイルにあった対策を提案します。また、必要と判断された場合に、お薬を処方します。

治療計画の立案
STEP
4

各家庭で取り組み

提案した対策を、ご家庭で実施していただきます。お困りのことやうまくいかないことなどは、メール、電話、その他の連絡手段を使って、フォローします。

各家庭で実行
STEP
5

再診・フォローアップ(30分~1時間)

ご家庭で対策を実施していただいた様子を確認し、アドバイスや対策の再検討・修正を行います。

再診、フォローアップ

STEP
6

\ 動物の行動について書いています /

コラム
行動の話
ダックスの本気咬み。薬物療法とトレーニングを組み合わせて、双方の折り合いをつけながら、改善を目指す。
行動の話
2 歳の柴犬が激しく口元を掻く。この行動の意味は? きっかけは? そして、放置するとどうなるか?
行動の話
野性の血が濃いベンガル。それゆえに問題行動が現れやすい。矯正はできないので、ともに暮らすときは、すべてを受け止めよう。
行動の話
排尿でも排便でも、トイレの失敗は、生きにくさの表れなのかもしれない。猫の暮らしぶりから心模様を察してあげよう。
行動の話
目の色を変えて吠え続ける犬。この興奮をどう鎮めるか。素質や特性をつかんで、適切な薬物療法を施す。
行動の話
抗うつ薬を減らして現れた離脱症状。その対処をする中で、思いがけず出会った別の薬。犬の尾追い行動を緩和できた。