3ヶ月、集中的に、獣医師と一緒に取り組む行動診療

犬の、吠える、うなる、咬む、怖がる、ふるえる
猫の、鳴く、引っかく、咬む、家具に爪とぎ、トイレの失敗

イライラしたり、うとましく感じたりしていませんか?
そんな自分に嫌気がさしていませんか?

当院は、飼い主様と一緒に犬猫の問題行動の改善に取り組んでいます。
今よりも、ペットに優しくなれて、愛おしく思えて、楽しく暮らせます。
それが、ゆくゆくは、ペットの幸せにもつながります。

当院は、ペットの困った行動を、3ヶ月で50%以上減らすことを目指しています!
カウンセリングでじっくりお話しをお聞きし、なぜそのような行動をとるのか、動物行動学の観点から要因を分析します。その上で、それぞれのご家庭のご事情に配慮した、無理なく取り組める対策を提案し、その様子を見守りながら進めていきます。ご希望に応じて、トレーナーさんや、適切な診療施設のご紹介もしています。

ペットの行動でお悩みがあればお気軽にご相談ください。
ペットとより良い関係をつくるために、一緒に取り組みましょう。

犬猫の問題行動
診療内容カウンセリング、身体検査、診断、計画・対策立案、フォローアップ
時間初回2時間、2回目以降1時間
サポートオンライン相談・診療、連絡無制限(インスタDM、メール、電話)、お薬郵送無制限
料金22,000円(税込)/月
期間3ヶ月 それ以降も継続をご希望の場合は、11,000円/月(税込)〈サポート内容同じ〉
行動診療とは

犬は、おおむね10㎏までの小型犬を対象としています。
日本犬や、オオカミに近い容姿の雑種犬、また、ベンガルなどの野生の猫種に近縁な猫は、当院では期待する効果を得られないかもしれません。ご理解いただいた上で、受診をご検討ください。

- 他に原因がある場合は ―

問題行動の中には、しつけや行動の問題ではなく、認知症やてんかんといった脳神経疾患による症状であることもあります。行動診療を進める中で、脳神経の病気の可能性が考えられる場合は「認知症・てんかん外来」で、その他の疾患の可能性が考えられる場合は「一般診療」で対応いたします。飼い主さまと相談しながら進めますので、ご安心ください。

行動診療
行動診療
行動診療

当院の取り組み・獣医師のメッセージ

当院の取り組み・獣医師のメッセージ

問題行動におけるホームドクターの役割は、早期発見、仮診断、初期対応に尽きます。とにかくすぐに取り組める対策を提案し、早めに手を打つ。そうすることで、放置しない、悪化をさせない、飼い主さまの支えになる。これが最優先事項です。当院が取り組む行動診療は、主に、この初期対応です。具体的には、刺激を避け、罰を与えず、ストレスを減らし、身の安全を確保する。状況に慣れさせるとか、学習させるといった、手を加えるトレーニングではなく、言ってみれば、引き算の対策です。ここに、初期対応をより効果的に進めるための薬物療法を加えることもあります。早くなんとかしたい!とお悩みでしたら、すぐにご相談ください。

ドクターズファイルに掲載された院長インタビュー(外部リンク)
ドクターズファイルに掲載された病院情報(外部リンク)

なぜ「3ヶ月で50%以上」なのか?

通常は、問題行動が突然現れることは少なく、最初は気づかない程度だったものが、徐々に目につくようになるのが一般的です。つまり、最初は見過ごせたけれど、そのうち困ったり悩んだりするまでになることが多いです。ということは、その行動をゼロにしようとしなくても、受け止められるくらいにまで、回数を減らして程度を軽くすることができれば、一緒に生活していく上で困らなくなるのではないかと考えました。その目標を、当院は、これまでの経験をもとに、3ヶ月で50%以上の改善と設定しました。もちろん、3ヶ月以降もサポートを継続させていただくことはできますので、ご希望の方は、お申し付けください。

診療の流れ

ご予約

お電話でご予約をお願いいたします。最初にご相談だけされたい方は、オンライン相談もご利用いただけます。

ご予約
STEP
1

準備

動物の行動を言葉で表現することはとても難しいと思いますので、可能な範囲でデジタルカメラやスマートフォンなどで動画を撮影しておいてください。

STEP
2

初回カウンセリング(2時間)

カウンセリング当日は、ペットと一緒にご来院ください。問題行動の詳細や生活環境について、お話しを伺います。投薬が必要になることもありますので、かかりつけ病院さまで受けられた血液検査の結果表をご持参ください。

初回カウンセリング
STEP
3

対策の提案

カウンセリング結果をもとに、暫定的に診断し、それぞれの動物の性格や飼い主様のライフスタイルにあった対策を提案します。また、必要と判断された場合に、お薬を処方します。後日、飼い主様宛にレポートをお送りします。

治療計画の立案
STEP
4

各家庭で取り組み

提案した対策を、ご家庭で実施していただきます。

各家庭で実行
STEP
5

再診・フォローアップ(1時間)

ご家庭で対策を実施していただいた様子を確認し、アドバイスや対策の再検討・修正を行います。
3ヶ月が経過した段階で、どの程度改善したのかを評価し、診療を終了するか、継続するかをお選びいただきます。

再診、フォローアップ

STEP
6

\ 動物の行動について書いています /

コラム
行動の話
2ヶ月で5割減、8ヶ月で9割減。トイ・プードルの尾追い行動は、診療開始からじわじわと改善していった。
行動の話
吠えに対して、エネルギー発散不足の解消に取り組んでいた犬。不安や恐怖の感情も持ちあわせていることがわかり、別のアプローチも追加した。
行動の話
若い犬の尾追い行動。早めに気づいて、飼い主の関わり方を適切に変えることが、将来の問題行動を防ぐことに役立つ。
行動の話
常同行動には、薬物療法が絶対的に必要。ダックスの体の傷は、心の傷になってしまった。
行動の話
前に進みたいけど、進めない。散歩中の犬の葛藤。犬とすれ違うとき、どう対処すればよいか。
行動の話
家庭に子どもが増えたとき、犬の心身に起こる変化。新たな秩序に慣れるまで、待つ心構えが必要だ。